築10年のときに屋根の塗り替え工事をご依頼いただいた野本さまに、工事をした2年後にお話しを伺いました。今回の工事のテーマは「夏の暑さを和らげて快適に過ごせるようにする」でした。
築10年のときにメンテナンスをしようと思ったんですけれども、どこに頼んだらいいのか？あと金額がどの程度かかるのか分かりませんでした。
始めに家を建ててもらった設計士さんと話し合ったんだけど、私の希望にかないそうになかったので、他を探したんです。
設計士の人は自分のやりたいようにやりたくて。屋根の色にしろ、ベランダにしろ。でも私はいろいろネットで調べていて、遮熱塗料とかいろいろなものを知って、そういうのを取り入れたいと思っていました。でも、それをすすめなかったものですから、結局断りました。
あとは、他の方に聞いても料金が高かったんです。たった10年の家で直すに、これだけお金がかかるっていうのは、、、元々、建てた方が悪いって話にもなって。だって10年であちこち直さなきゃいけないっておかしいじゃないですか。そんなことで不信感を抱いたんですね、設計の方に。
なので、この際、縁を切って冒険して新しい方にチャレンジしようとしてね。偶然４件目か５件目で蕪木さんと知り合って、全面的にお任せしようかなっていう信頼関係ができたもので。あとは良い関係になれました。
きっかけはインターネットで探していて、カブラギ・デザインテックさんが地理的に一番近いところにいたんです。それで電話しました。一番近いところが良いと思ったんです。沼津とか静岡とか御殿場とか見たんですけど、やっぱり近いのが一番いいだろうと思って蕪木さんにしました。
最初に見積もりを出していただいた金額以上のサービスが、すごく良かったです。ただ塗るだけじゃなくて、窓ふきや、こういうもの（ベンチ）の塗り替えから全部やっていただいて。
そう、あと家の屋根の上だけ頼んだんですけど、両サイドの小屋の屋根もサービスでやっていただいたの。「塗料が余った」って。勝手にやっていただいたのよ。ということで、自分からお願いしたら全部それが見積もりに入るんだろうと思うけど、見積もり無しでサービスの方が多かったもん。びっくりしました。
あとは実際工事をしながら温度を見ながら遮熱塗料なんで、どのくらいの温度になるとかそういうのを見ながら、実際に３℃変わったのね。
お家の中、去年の夏は猛暑だったでしょ。でもウチはそんなに大騒ぎするほど熱く感じなかった。って事は影響もあったと思うのね。そうでなかったらエアコン入れてもなかなか冷えないくらいだったんだけど。ムンムンする熱さが入ってこなかったってことかしらね。屋根だけだから、これで壁もそうだったら最高ね。
いずれ壁もやっていただく予定で、家の壁のことはぜんぶ蕪木さんにやっていただこうと思っています。
まだ建てて10年くらいです。でも建ててから気に入らなくて、何カ所かは設計士を通して直しはした。でも外側はやっていなかったので今回お願いしました。これからもお願いしなきゃならない
ありましたよ。何度も何度も来てくださって。資料も見せてくださって。あとは診断書を作りました。屋根がどうなってるかっていう。
別棟の屋根も、家より遅く建てたから時間差はあったはずだけど、早めにやっていただいたから安心ですし、やっぱり早めの方がいいですもんね。
始め設計士が主人のお友達と思って、わがままも言えました。けど向こうの主張もすごくて、私とは上手く行かなかった。私もせっかく設計してもらうんだから希望があったんだけど、向こうもプランがあったから、ぎくしゃくしたんです。
出来上がってみて、その後、私が手を加えたり、ドアも気に入らない。家の中の暖炉もそうなの、新しく入れ替えたのね。
ああいう方もプライドが難しいんですね。自分も思うように作りたいでしょ。そのへんでずっとモヤモヤしてたけど、蕪木さんにお願いして、気持ち的にはスッキリして。これから全てお願いしようという気持ちになりましたから。
蕪木さんとは、とにかく信頼してお任せできるっていう信頼関係はできたと思っています。やっぱし大きな金額で後悔するには嫌だし、10年経てば、どうせ修繕するって言うけど、その次まで待つのは嫌ですもんね。絶対、安心して暮らしたいでしょ。そういうとこでは本当に安心。
風邪ひいたときにも見に来てくださったし。そういう細かいところがすごくフットワークが良くってね。安心しました。
前の色は黒だったの。今は、熱は吸収するけど、反射してるなって分かるくらいピカピカしちゃって。ご近所さんが散歩すると、素敵な屋根ねって。屋根ほめてくれる？そんなほめ方珍しいでしょ。目立つってことね。
色もまたこんな色滅多にないでしょ。良い色でしたよね。はじめ単純な薄いブルーに見えたけどシルバーブルーみたいな綺麗な色ですよね。大成功でした。
色はカラーシュミレーションをやって、最初はグリーンにしようとしたんです。主人はグリーンが希望だったんですよ。
あとは遮熱の熱でどれがいいかって。白が一番いいってことだったんだけど、白い屋根はどうかな？って。次の選択肢にあがったのは薄いブルーとグリーンだったのね。それで薄いブルーに決めました。
都会だったらきっと汚れとか目立つかも知れないけど、田舎だからあの色でも十分ね。あとは5年後10年後がどうなるかですね。
5社くらい見積もりを取りました。当たり前のように適当に塗ろうっていうように見えました。塗料だっていっぱいあって、そういう説明も無かったし、またどうせ10年後に塗るんだからっていう、適当なペンキ屋さんだったから私は嫌でした。でも普通、そんなもんじゃないですか？ペンキって一生のものって考えて無いもんね。
どうせ次があるからみたいな、つなぎのような感じで、それがとっても不愉快でした。だからこちらも勉強して。新しい新製品をいっぱい蕪木さんも勉強してくださったと思うんだけど、そういうのを取り入れてくださったから選びました。
蕪木さんはお仕事昼間しているのに、夜みんなプリントして持ってきてくださるんだから。時間もかかってるし、大変だったと思いますよ。だけど、いろんな表とか全部そろえてくれて。どれだけ良いとか分かりやすくしてくれて。
個人でも、普通ペンキって、何平米でいくらとか、そっちに重きを置くでしょ？ペンキの質が向上しているのに、ペンキ屋さん自体はそんな意識持っている人がいなかった。今回、一番新しいのを教えてくださったのは冒険でしたけど、よかった。
言ってくださればみんなにオススメしたいけれども。実際問題は、なかなかお金の点で。私もやればいいのにと思うけど、できないから余計な事は言えない。向こうが聞いてきたらもちろんお教えしますけどね。
30年経った人がやっと塗ったって。塗ってから家に遊びに来てね。「こうすればよかったんだ」って。よく30年持ったなって。屋根も雨漏りして、どうしょうもなくなってから、メンテナンスする。みなさんそこまでやらないのね。
雨漏りしてからだと、雨漏り箇所を直さなきゃいけないので、塗装工事だけじゃなく、大工工事とかいろいろ入ってきちゃうので大変です。
でも近所見回してもやっている家ないからね。やれる状態待っていれば5年10年経っちゃうのかしらね。
彼の人間性なら誰とでも上手くやっていけるんじゃないですか？この辺はみんな年寄りばっかり住んでるから孫みたい。だけど、こんな若いのに独立されて。しかもペンキ塗りの仕事ってなかなか根気のいる仕事だと思うので、毎日屋根に乗って飛んで歩いてるから、よっぽど好きなんだろうなって。
びっくりしました。こういう人もいるんだって。若い人は、なるべく楽な方へってそちらに走るでしょ。だけど今時、珍しい人だと思いましたよ。