函南町のリフォーム助成金を使って、屋根・外壁塗装工事をさせて頂きました。
築13年で、まだ特に著しい劣化は見受けられませんでしたが、屋根・外壁のコケや汚れを気にされていましたので、それらを入念に除去しました。
また、せっかくなら長持ちする塗料でということでしたので、屋根・外壁共に「遮熱機能付きのフッ素塗料」を使用させて頂きました。
遮熱機能を付けることで「雨」「紫外線」「熱」の3つの劣化要因のうちの「熱」からも塗膜を守ることができます。
下塗り材の塗布量不足は上塗り材の剥がれにもつながりますので、屋根材が濡れ色になるまで塗り重ねます。
そうすることで、屋根材の吸い込みが止まり、しっかりとした下地が出来上がります。
屋根は雨・紫外線・熱の影響を特に受けるので、下塗りの段階で下地作りを疎かにしてしまうと、
上塗り材を塗っても薄膜になってしまい、劣化が早く進んでしまいます。
外壁も屋根同様、下塗り材を2回塗布し、吸い込みを抑えました。
2回塗ることで上塗り材の薄膜を防ぐことはもちろん、下塗り材の塗り残しがないか?を
チェックすることも出来ます。塗装というお仕事は人が手を加えて仕上げていきます。
ですから、塗り残しがないよう、ミスがないよう、確実に堅実に作業を進めていかなければなりません。
「どうせなら、長持ちする塗料で」とご要望を頂き、外壁の塗料は
高耐候性の遮熱フッ素塗料を使用させて頂きました。
この塗料の【特徴】としましては【紫外線に破壊されにくく、塗膜劣化を抑制。色飛びが少ない。】
【塗膜表面が強靭で空中に漂う砂埃が突き刺さりにくく、排気ガスも染み込みにくい。】
また「北側のコケやカビの付着が気になる」とのことでしたので、
約2000種類ものカビ、細菌、藻類等に効果を発揮する、アステックSWを上塗り材に添加しました。
外壁がピンク色の1色だと、少し派手になってしまう可能性があるため、
アクセントでこげ茶色を使用して、少し落ち着いた仕上がりにしました。
屋根、外壁共に、せっかくフッ素塗料を塗っても薄膜だと、劣化が早く進んでしまいますので
薄膜にならないよう、下塗り材を2回塗布し、上塗り材の吸い込みを押さえました。
また、遮熱機能を付けることで、塗膜の劣化要因「雨」「紫外線」「熱」の「熱」からも塗膜を守ることが出来ます。
「北側の苔やカビが気になる・・」とおっしゃていたので、アステックプラスSWを
上塗り材に添加して、防カビ効果を引き上げました。(塗料だけでも防カビ効果を有しています)